足場工事とは、外壁などの高い箇所の作業用に仮設の足場を設置する工事のことです。
<足場の重要性について>
シートベルトやエアバックと同じ役目です。足場は結果的に必要なかったとしても、万が一に備えて必要なのです。分かりやすい例でいいますと、車のシートベルトやエアバックと同じ役目と思っていただければと思います。
<足場の種類>
1.単管足場
狭い敷地でも設置可能。高所にも適用可能で、主に解体現場の足場として活躍しています。
2.型枠足場
鋼管を門型に溶接された建枠にジャッキベース、交差筋違・鋼製布板等の基本部材を組み合わせ積み上げて構成する仮設足場です。主に建設現場のビルの外壁面に沿って設置されます。
3.くさび緊結式足場(ステップ足場)
くさびで強固に連結し、ゆるみ、ガタツキが少ない安全設計です。組立作業も早く、コンパクトで耐久性にも優れており、経済的です。住宅工事はもちろんのこと、ビル工事等も広い用途の足場として優れています。組立、解体時間が従来の施工に比べて大幅に短縮されています。
4.吊り足場
橋や天井高架線などに吊り下げて使用する足場です。地上より足場を組み上げることが困難な場合や、橋梁工事等に使用されています。